M-05組み立てはココに注意しよう!

M-03に比べるとM-05は部品点数も多く、ハイエンドカーっぽい複雑さと精巧さを併せ持っていますねぇ。
組み立てていると、結構時間がかかっていてびっくりします。
でも、じっくり組み立てるのもRCの楽しみの一つ。焦らずしっかり組み立てましょう。

僕がM-05を組み立てている中で気が付いたことを書いてみます。
これからM-05シャーシを組み立てる人に役立てれば幸いですが。

フロントアッパーアームの取り付け
C18部品を取り付けていて気が付いたのですが、このフロントアッパーアームには取り付ける向きが決まっています。
取説には書かれていませんが
以下の写真のようにランナーから切り取った部分がシャシー内側に来るように取り付けます。


この組み付け位置を間違えると、驚くほど動きがシブくなり、フロントアームの動作に影響が出ます。
写真の通りの位置ならスルスルと可動します!


フロントアームの加工
フロントアームにフロントアスクルを装着しようとすると
フロントアーム側に微妙な起伏があり、無理やり押し込んで装着しなければいけません。
装着できなくもありませんが、このままだと動きがかなりシブいです。もっと軽いアームにしましょう。


上の写真の通りC8部品のフロントアスクルと接触する面の起伏を0.5mmカットします。



この位置をカットすることで
フロントダンパー取り付け位置を変更することなくフロントアームの動作を軽く出来ます。


アッパーアームの製作

取説によると、計4個作ることになるアッパーアームは12mmのホロービスが2mm見えるように組むように指定されています。
両サイドのアジャスターをねじることでターンバックルと同様の効果が得られるための遊び部分であるとも考えられますが
そういった調整が必要になるということは正確に組めていない、つまり
正確に4個とも2mm間隔で揃っていない状態であると言えます。
逆に言えば、正確に長さの揃ったアッパーアームになれば問題は無いわけです。

そこで
OP-539 アルミスペーサーセットを準備しましょう!


この中の2mmスペーサー(ブルー)を使用します。


ホロービスにスペーサーを通して組めば、正確に2mm間隔のアッパーアームが完成です!
しかもカッコイイぞ!


OP-539 アルミスペーサーセットには0.5mm~3.0mmまで、0.5mm刻みで6種類のスペーサーが計24個入っています。
このスペーサーの組み換えでアッパーアーム調整を6段階まで正確に調整することが可能になります。
M-05PROシャシーキットですら同梱されていないスペーサーですが
OP-539 アルミスペーサーセットはM-05製作には必須アイテムです。


オススメ!ステンレスサスシャフト
各アーム部分の取り付けにはスクリューピンを使用することになっていますが
この部分をステンレスシャフトに変更することで滑らかな動作を確保でき、車体の軽量化にも貢献できます。
素組みではアームの動作がシブく、重量が重いM-05には特にオススメのオプションです。
OP-301 TL01・ステンレスサスシャフトセットはM-05のスクリューピンとリプレースできます。


ステンレスシャフトはスクリューピンに比べて若干長いため、実際に取り付けるとそれぞれ遊びが出てきます。
ここでもOP-539 アルミスペーサーセットを使用し、アームのガタを軽減します。


フロント側には1.5mm(シルバー)スペーサーを。


リア側には1.0mm(ブルー)スペーサーを挿みます。

フロント・リア共にダンパーピロボール側に取り付けることでアップライトとボディ側のシャフトのクリアランスが良くなります。



ほとんどアームに関するTipsばかりになりましたが、これらのポイントを押さえるだけで確実に走りに違いが出てきます。是非お試しを!

山田模型

ラジコンとかプラモデルとか、ゆる〜く遊んでいます。

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